アネスト岩田の本間です。
5月も今日で終わりですね!今日の横浜は快晴です♪
連休明けから日本列島は曇りや雨の日が続き、記録的な日照不足になっているそうです。
この影響で野菜の生育が遅れ、キュウリやピーマンなどが軒並み値上がりしているようですよ。
日照不足のまま梅雨に突入なのでしょうか?
さて、今日は、これからはじまるじめじめした湿気の多い季節に備えて、エアードライヤの役割についてお話します。
エアードライヤとは、コンプレッサから出てきた圧縮空気に含んでいる水分を取り除いて、乾燥した空気を作るための機械です。
圧縮空気の中には水分の他に塵埃・油・臭気等が含まれておりますが、エアードライヤではそれら全てを取り除くことができません。
エアーフィルタ等の機器の協力が必要となります。(エアーフィルタについてはまたの機会にお話します)
エアードライヤを使わずそのままエアーを使用すると、エアーの中の水分により錆が発生したり、水滴によってシリンダ,バルブ,各種機械・補器などに影響を与え、トラブル発生や寿命の低下を促進させてしまうのです。
では、エアードライヤを使用しなかった場合、この水分はどうして発生するのでしょうか?
圧縮空気中の水分のモトは大気にあります。
水分を含んだ大気がコンプレッサーに吸い込まれ圧縮されるとその水分濃度は8倍に濃縮されます。
そして冷却されると水分は「結露」します。
「気体」の水分が「液体」化しドレンとなるのです。
空冷式コンプレッサーを例に考えてみますと、例えば外気が40℃のとき、(あまりありませんが・・・)
空気は圧縮され高温となります。
オイルフリー・一段機においては放熱を無視すると、約330℃、オイルフリー・二段機においては約80℃になります。
このように高温となった圧縮空気はコンプレッサー内蔵のアフタークーラーで冷却され、その出口は約55℃(40℃+15℃)となります。
その結果アフタークーラーで大量のドレンを発生させます。(アフタークーラーもドライヤの役割をしていることになります。)
この55℃の圧縮空気は「飽和状態」にあります。
この空気が配管中を流れていくとき、配管の周囲は40℃あるいはそれ以上であり、そのため圧縮空気は冷やされます。
55℃から冷やされた分だけドレンが発生するというわけです。
ドライヤはコンプレッサーのアフタークーラー出口において、飽和状態にある圧縮空気を強制的に冷却したり、膜を通して空気中にある水分を搾り出す事でドライ化し、下流での結露を減少させるという役割を持っているのです。
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