アネスト岩田の本間です。
さて前回の復習です。
前回お話したCO2 6%+8%=14%の削減、省エネ法の抜本改正での削減努力と年間CO2排出量の記録・報告義務等が課せられるようになり、ますます省エネへの取り組みが必須項目となりました。
CO2を抑制したり、地球温暖化の防止といった環境保護の大切さはわかっていても、企業にとっては逆にコストアップ要因になってしまうという懸念が正直あるのではないでしょうか。
ところが、省エネを推進するということは、工場でのコストダウンに繋がるのです。
ここでコンプレッサーの登場です。
以前、コンプレッサーの種類(5)~制御方式~のところで少しお話しましたが、コンプレッサーは工場で消費される電力の20~40%を占めるともいわれ、製造工場全体のエネルギーの15~35%に相当します。(電気比率≧80%)

またコンプレッサーのライフサイクルコスト(10年間)の中で電気代が80%を占めています。このコンプレッサーの電気使用量を30%削減したとすると、工場全体のエネルギー使用量の4~10%を削減したことになります。
省エネ法改正に伴い、エネルギー管理指定工場は、国からの立ち入り検査、指導、勧告等で厳しく管理されますので対応が必要です。
電力使用比率の高いコンプレッサーは真っ先に対応せざるを得ない状況です。
特に10~15年間ご使用になっている給油式回転圧縮機のほとんどが無段階制御を採用している機種であり、無駄な電気を使用してしまう機種です。
新しい機種に入れ替えることは大変なことですが、入れ替え費用は削減した電気代ですぐにでもまかなえてしまうのが実情です。
それほどコンプレッサーの電気代は大きなものなのです。 |