アネスト岩田の本間です。
前々回に新発売のエアフィルタを紹介いたしましたが、今回から3回にわたってフィルタの基礎知識について紹介します。
今日は「空気の品質」についてお話します。
みなさんが製品や機械を購入する際に「せっかく買うんだから品質がいいものが欲しい」とか「これくらいの品質でこの値段ならいいな」などその商品の「品質」について考えることがあると思います。
圧縮空気にも「品質」があることをご存知ですか?
圧縮空気の「品質」を決める視点として、主に次の3つがあります。
①オイル
②水分
③固形異物(ダスト)
この3つが少ないほど圧縮空気の「品質」がいいということになります。
これらを減らすとことが「圧縮空気のクリーン化」を実現できたということになるのです。
エアフィルタはオイルや水分、固形異物などを除去するものですが、このブログでオイルフリーコンプレッサをおすすめしているのも一番除去が難しい①のオイルを元(コンプレッサー)から取り除いてしまえば3つの要素のうちひとつを減らすことになり、エアーのクリーン化を最もシンプルに行える方法だからです。
②の水分については以前「ドライヤの役割」の回で説明したドライヤを使って除去することができます。
さて、「圧縮空気のクリーン化」をすれば「空気の質を考える」の回でお話した
生産性への影響(生産設備のトラブル)や「こんなところで活躍しています~焼酎編~」でお話した製品品質への影響は少なくなります。
ただし圧縮空気をクリーン化すればするほどイニシャルコストもランニングコストも共に増大しますので必要最小限度のクリーン化を目指すことが大切です。
ご使用の用途によってドライヤやフィルタを選定する目安となるのがJIS B8392-1(ISO8573-1)による圧縮空気の品質保証等級です。
例えば計装用に使用するためのクリーンエアーはJIS等級1.6.1と言われています。
これは、
最大粒子径 0.1μm
最大圧力露点 10℃
最大油分濃度 0.01mg/m3
という等級を示していますので、これに合ったフィルタを選択すれば良いのです。
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