サイト内検索
カテゴリー
新着記事一覧
バックナンバー
2008/12/03
潤滑油のはなし

アネスト岩田・圧縮機部技術グループの愛梨です。

さてさて、今年も師走になってしまいました。温暖化が進んでいるとはいえ、さすがに冬です。寒いですよね~~o((>_<))o

寒くなってくると、乾燥して手もカサカサになってくるので、ハンドクリームを塗って手をスベスベにしなくては・・

スベスベといえば、普段使っている機械には、必ず接触摩耗する箇所がありますよね。当社のコンプレッサもそうですが、いろんなところに潤滑を必要としているのは、皆さんもご存知の通り。そして機械の故障は、統計的に見てもその多くが潤滑を必要としているのが現実です。

このことは潤滑の方法管理の仕方によって機械の信頼性・耐久性に大きな影響があって、万一故障が発生した場合には、機械が壊れるだけじゃなくて、作業や生産が止まったり、大きな損失に繋がることを忘れてはいけません。

給油式のコンプレッサですと、潤滑油を補給したり、定期的に交換したりが必要って事ですよね。オイルフリースクロールコンプレッサでも軸受けにはグリースが必要なんですよね。

一般的に潤滑油は………

下図のような状態で潤滑を果たしていて、液体潤滑状態であれば充分な油の層があり、理想的なんです。境界潤滑となると、油層は薄くなり二面間の表面状態によっては接触し、摩耗損失や、摩耗が増加することになります。(図をクリックすると別ウィンドウで大きく表示されます。)
B94-潤滑油のはなし.jpg

この潤滑面っていうのは、潤滑油の粘度と潤滑面の移動速度及び荷重によってその状態が決まりますが、速度と荷重は機械によって決められているので、あとは使う潤滑油の粘度ということができます。

ところがこの粘度が、温度によって変わっちゃう!ので、使われる機械や周囲の条件によって潤滑性能が許される粘度で使用されるように、潤滑油ごとに取り決めがされています。

また、潤滑油には使われる場所や用途に合わせて、色々な添加剤が混ぜられ、作られているんです。
たとえば、コンプレッサ用オイルは、カーボン化がなるべく少ないようになっています。
(特にコングコンプレッサオイルは、アルミ系素材にも適した、スペシャルブレンドなんですよ)

機械メーカーは製造された機械に対し、最も適した潤滑油を選定し推奨していますので、使用するときにはどんな潤滑油を使用すれば良いか、確かめた上で使用することが大切です。

くれぐれも、「給油式コンプレッサの空気には、油分が含まれているから、生産機械には向いているのだ!」なんて、言わないでくださいね。
潤滑油だって適材適所ですから。
(冬の手のカサカサに、コンプレッサ用オイルは適してませんからねっ!)

それではまた(*^o^*)ノ 愛梨でした~~

コンプレッサー基礎知識
カタログ[PDF]
技術講座
コンプレッサーFAQ
機種選定方法
電気配線関連
法規について
copyright (c) 2006 ANEST IWATA Corporation All rights reserved. プライバシーポリシー