こんにちは。アネスト岩田開発グループの阪口です。
どんどん寒くなってきて、朝なかなか布団から出られない季節になりましたね。
みなさん、風邪など引いていないでしょうか?(´д`*)
さて、今回は以前技術グループの愛梨さんが書かれていた「潤滑油」のお話を少し掘り下げて潤滑油の「粘度」について説明させていただきたいと思います。「粘度」とは流体の粘りの度合いの事を言います。(表現的にはドロドロとかサラサラの事ですね(^O^)/)
基本的にコンプレッサには………
工業用潤滑油のコンプレッサ油が使われています。(工業用潤滑油とはコンプレッサ油、軸受油、ギヤ油及びその他の用途に使われる油のことを指しています。)
愛梨さんも書かれていたように、潤滑油はコンプレッサだけでなくいろいろな機械の機械要素間に生じる摩擦を軽減させる為に利用されているのですが、使う環境・用途によって潤滑油を使い分ける必要があるのです。その使い分けの一つのポイントなるのが「オイル粘度」なんですね。
潤滑油にはISO粘度グレードというものがあり、それはJISによって規定されています。
表1にJISに規定する粘度分類をのせてみました。VGの後に付く数字が小さいと粘度が低く、数字が大きいと粘度高いのです。分かりやすく書くとVG32<VG46<VG68 ということですね。

ここからが本題です!!
前回のブログでも書かれていたように、オイル粘度はオイルを使う環境の温度によって大きく変化します。なんて繊細なんでしょうo(≧◇≦*)o。参考までに先ほど表1で示した粘度グレードの、中心値の動粘度と動粘度範囲を表2に示しておきます。
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オイル粘度は気温が高くなると下降し、気温が低くなると上昇します。例として図1にオイル粘度ISO VG32のオイルの温度と動粘度の関係を簡単にのせてみました。それを見ると温度が10℃下がると動粘度は約20mm2/sも変わってしまっています。
高温時に粘度の低いオイルを使用していると、オイルがサラサラになりすぎて油膜切れを起こし、潤滑の役割を果たさなくなってしまい故障の原因になってしまったり、また、低温時に粘度の高いオイルをオイルポンプなどを介して使用していると、粘度が高くなりすぎてオイルポンプに高い負荷がかかってしまうなど、さまざまな問題が起きてしまう可能性があります。
機械自体に適したオイルでも、外気の気温が大幅に上下してしまうとオイルもどんどん変化してしまうんです。だから、オイル選定はとても重要なんですね。
以上、少し以前の愛梨さんのお話と重複してしまっているところもありましたが、潤滑油の粘度について説明させていただきました。
当社のコンプレッサはそれぞれの形式に適した専用油が用意されています。必ず当社指定のオイルを使うようにしてくださいね。
みなさんもオイルを選ぶときには、地球の気温も気にしながら選んでみてください(σ⌒ー⌒)σ。
それでは皆様、お体に気を付けて寒い冬を楽しく過ごしてください!
ε=ε=ε=( ^o^)/!!。
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