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2009/04/27
コンプレッサの空気量~計測方法~

こんにちはアネスト岩田・開発グループの小林です。
2009年度が始まりましたね。新入社員も入社し彼らの緊張した姿を見ると昔の自分を思い出します。初心を忘れず襟を正してブログを書きたいと思います(笑)

さて前回はコンプレッサの露点性能の計測方法を紹介しましたが、今回は空気量について紹介したいと思います。皆さんがコンプレッサを選定する要素として、オイルフリーがいいとか、低騒音がいいとか、省エネ性を重要視する、なんてことがあると思います。
でもやっぱりコンプレッサを買うとなると、まず必要な要素は吐出空気量だと思います。いくら高付加価値のコンプレッサを買っても、吐出空気量が足りなければ機械は動きません。そこで今回のClean air ブログでは吐出空気量の測定方法について紹介したいと思います。

ちなみにコンプレッサの吐出空気量の定義は、コンプレッサが1分間に吐出す圧縮空気を大気圧状態に換算した時の体積です。かみ砕いて言うとコンプレッサが1分間に吸込む空気量ってことです。例えばCOMGシリーズのCFP110CB-14Dの吐出空気量は1055ℓ/min-1です。つまり1分間の間に1000ℓ以上の空気を吸込んでいるわけですね、もの凄い肺活量です!!(笑)

それでは本題を・・・
コンプレッサの空気量を計測する方法は………

沢山あります。流量センサーを使ったり、ガスメータを使ったり、中にはバケツの中に空気をブクブク入れて測ったりもします(笑)
通常、アネスト岩田のコンプレッサオリフィス試験機によって計測しています。下の写真は1.5kW機用のオリフィス試験機です。

簡単に原理を説明すると、圧縮空気を小さな穴の開いたオリフィス板を通過させます。その時のオリフィス板の上流側と下流側の差圧、上流側と大気圧の差圧を計測します。これらの計測した差圧とオリフィス穴の径から、計算して空気量を換算します。詳しくはJIS B 8341に載っていますので興味があれば参照してね。

B118-図1.jpg
B118-図2.jpg

ただ実際測定する場合は、吐出圧力や温度を安定させるために2~3時間ほどかかり中々大変な作業です(汗)。差圧の測定もU字管マノメータの水柱差を読む時も1mmの誤差でも空気量が変化してしまうので慎重に目測しなければなりません(汗)。

なんだか計測の愚痴みたいになってしまいましたが、こんな風に空気量を計測しているんだなと言う事をイメージしていただけたらうれしいです。

ちなみにオリフィス試験機というのは、計測する空気量に応じてサイズが変わります。上の写真は1.5kW用で長さが1m程度ですが、下の写真は75kW用で長さが4mもあります。実験室の中では「バズーカ」なんて呼ばれています(笑)
また、試験で使用するオリフィスは、全て定期的にトレーサビリティといって公的機関に認められた基準器と測定数値が一致しているか検査を行っています。

B118-図3.jpg

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