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2010/08/30
コンプレッサ室の換気方法

こんにちは。アネスト岩田・圧縮機部技術グループの愛梨です。

先週は某朝○新聞で記事のあった高速SA名物ソフトクリームを食べてきました。その名も「レモン入牛乳ソフト」。牛乳にレモンってなんか変!って最初は思っていたけど、レモンパイってそんな味かなぁってちょっと思い直したり、それに「レモン入り牛乳」は「栃木の味」らしいし・・・SAの建物の中は狭くて、外で食べていたら、暑いから溶けるのが早い早い。コンプレッサは周りが暑いからといって溶けることは無いけれど、周囲が暑いと不具合を起こしたりしますよ。
blog156_1.jpg

さてさて、今日はコンプレッサ室の中が何で暑くなるの?というお話です・・・夏だから? それもありますが、多くは換気不良にあります。ご存知のとおり、コンプレッサは空気を圧縮する機械です。空気を圧縮すると、必ず熱が出ます。皆さんも自転車に空気入れで空気を入れたことがあるかと思いますが、かなりペシャンコの状態から、空気を入れてみてください。前後輪とも空気を入れ終わった後、特にタイヤに接続しているホース部分の金具は、かなり熱くなっているはず。

例えばスクリューコンプレッサが発生する熱量は、一般的に消費電力(入力電力)の90%以上にもなります。単純に出力11kWのスクリューコンプレッサですと、11kWは熱となってコンプレッサから出て行くことになります。家庭用の大きめのエアコンですら、2kW程度であることを考えると、とんでもない暖房機ですよね。

ですから、コンプレッサ室は換気を充分に考慮しないと、特に夏場はオイルの劣化が促進するなど、大変なことになります。スクリューコンプレッサの換気方法の代表的なものは
1.局所換気
2.全体換気
があります。

Blog156_2.jpg
(画像クリックで拡大)

全体換気のほうが簡単そうですが、実はここに落とし穴が・・・
コンプレッサ室の温度上昇を5℃以下に抑えようとすると、例えば11kWでも約150m3/minの換気量が必要になります。これは直径60~75cmの換気扇に当たります。22kWではこの2倍、22kW×2台だったら4倍・・・・(^_^;;;シンジラレナイ

だいたい15kWぐらいを境に、局所換気が多くなります。局所換気とは、コンプレッサから出てくる熱風を、そのまま直接ダクトで外に出してしまおうというもの。これだったら、周りのモワッとした空気や、ドライヤの排熱を全体で換気してあげるだけで、充分です。上手に使ってぜひ長持ちさせてください!

この熱、夏は困り物ですが、何かもったいないですよね・・・・
そう、そこのあなたが気づいたとおり。お客様によっては、冬は工場内に排気を循環させて、暖房代わりに使っているところもあるんです。ある工場では冬の暖房費がかなり浮いたとか・・・これも賢い使い方ですよね。

それではまた(*^o^*)ノ
レモン入り牛乳ソフトもおいしかったけど、今度は生キャラメルソフトクリームを食べに行きたい愛梨でした~~
※詳しい換気方法や機種毎の必要換気量については、カタログを参照するか、当社までお問合せください

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